事業計画

２０１４年度　財政局　局長　渡辺敏行

　２００８年１２月、新公益法人制度施行に伴う制度改革により、我々川崎青年会議所(以下、川崎ＪＣ)も、新たに認可を受ける必要性が生じました。そして移行に携わってくださった方々の努力により、無事に新たな法人格へと移行する運びとなりました。

　しかしながら、法人格移行は新たなスタートということでしかなく、事業の公益性・会計の透明性・法令遵守などの意識を、より一層高める努力をしていかなければなりません。

　財政局は、予算の適正な執行に寄与するため、財政会議を開催し、各委員会の議案を、公正な立場から厳しく審査してまいります。メンバーの皆様には厳しいと感じることが時にはあるかもしれませんが、一切の妥協無く一段上の事業を委員会の皆様と作り上げ、『共生と調和』のとれた地域コミュニティーの創造を共に行ってまいります。また、公益事業比率向上のため、予算の多くを公益目的事業に配分していただけるよう、青年会議所メンバーの方々に働きかけ、財政会議において効果が期待できる事業には十分な予算を、効果の割に多すぎる場合には予算の縮小をお願いすることにより、より一層市民に必要とされる川崎ＪＣとなるように努力してまいります。そして、委員会の事業には積極的に参加し、予算以外の面でも委員会の事業構築に必要とされる財政局を目指します。

　青年会議所の魅力は、市民の意識を変えることができる運動を行えることであります。そのためにもまず、お互いに認め合い高め合い、自分たちが地域のオピニオンリーダーたる気概を胸に、明るい豊かなまち川崎の実現に向けて活動してまいります。委員長の皆様を予算の面そして公益の面からサポートするという立場を忘れず、自らを律して、全力で事業構築のお手伝いをさせていただきます。至らぬ身ではありますが、これから1年間力の限り務めさせていただきますので、どうぞ皆様方のご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いいたします。