基本方針・三澤太雅副理事長

                   2014年度 副理事長 三澤 太雅

(地域の絆醸成委員会担当)

 1951年に、川崎市の経済復興、日本経済の再建と世界平和の実現を想い、この川崎青年会議所(以下、川崎JC)は設立されました。我々川崎JCにおいて、実現されなければならない目的の一つとして、メンバー相互の交流によるネットワークの形成を挙げることができます。例会等における厳粛なセレモニーは、メンバーが川崎JCの仲間としての自覚を醸成するため、極めて重要な役割を果たします。本年の担当委員会である地域の絆醸成委員会においては、こうしたセレモニーを通じて、メンバーの運動に対する意識の向上を図るという担いとともに、新たにメンバーとして運動を共に行っていく新入会員の配属先委員会としての役割も担うことになります。JC運動において、新入会員一年目の活動が原体験となり、それが、その後に続くJCライフに多大な影響を与えることは、言を俟たないことのように思われます。そこで、担当委員会においては、様々な視点から議論を重ねた事業の実行により運動を展開してまいります。その運動は多くのメンバーが同じ方向性を持って行うことが重要であり、新しい視点を持った新たなメンバーと目的を共有することが必要となりますので、新入会員にJC運動の目的、意義をしっかりと伝え、今後の活動が円滑に行うことができるよう、メンバー間の連携強化を実現いたします。メンバー相互のネットワーク形成の充実を促すことで、理事長所信に掲げられている『共生と調和』が、この愛する川崎のまちにおいて瑞々しく花ひらくよう、1年間努めてまいります

 我々川崎JCのメンバーは、愛する川崎のまちの一員であると同時に、日本社会の構成員でもあります。国際的な交流がますます盛んになる世界情勢において、我々川崎JCのメンバーは、川崎の一員としてだけではなく、日本の一員として、国際社会と渡りあっていかなければなりません。そうした情勢を踏まえますと、川崎JCのメンバーは、我が国の文化に対する深い理解を醸成していかなければならないと考えます。なぜなら、国際社会における活動においては、外国の文化を理解することが必須でありますが、その前提となるのはまず自身の国に対する深い理解であり、それを踏まえて、相手の国に対する、より深い理解を試みることが可能になると思われるからです。我が国の豊かな文化をしっかりと学ぶという意識を醸成することで、日本社会及び国際社会における『共生と調和』の実現に、微力ながら繋げられるよう努めてまいります。

 最後になりますが、JC運動においては、素晴らしい事業を構築することが重要であるところ、それと同様に、JC運動がメンバー同士の交流・共助の契機となることもまた大切であると考えます。そうした運動は、メンバー及び関係者各位のご指導ご協力無くしては成り立ち得ないものです。一年間、何卒ご教導の程、宜しくお願い申し上げます。

【担当事業】
1.国際交流事業
1.メモリアルデー
1.卒業式
1.茶道部会50周年記念事業

カレンダー

2024年5月
« 12月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
ページ上部へ戻る