ここ川崎市は現在、全国第7位の推計人口150万人超の政令指定都市であります。しかしながら川崎の地理的要因から川崎南部、中部、北部とそれぞれ生活圏が違い、地域としての一体化が図りづらい環境にあります。他の地域と違い川崎市全体が交流を持つ事は前述の通り現段階では厳しい状況にありますが、地域力を向上させるためには一体化が不可欠だと考えています。そこで私たちは川崎市全体の一体化を図ることを地域力の向上と定義いたしまして本委員会の運動を進めてまいります。
事業を進めるうえでJCという一団体だけではどうにもならない部分があります。当委員会では地域の歴史や成り立ちを大事にしつつ、JCという“個”だけではなく市民や企業、行政といった諸団体と協力して事業展開をしていきます。
まず最初に大相撲川崎場所への協力です。大相撲という老若男女に影響力のあるコンテンツに協力することで対外的には地域の交流の場を円滑にまとめること、JCの認知度を高めるための活動の場とし、対内的にはこうした大きな事業に携わることが今後の団体運営において大きな経験になり翌年度以降の活動の場を広げるきっかけづくりだと捉えています。次にまちづくり事業においては、音楽、映像、スポーツ、科学技術といった世界に誇れる川崎の文化的コンテンツを活用した事業を展開します。大相撲川崎場所や過去の事業で得た経験をもとに、これらコンテンツを活用したイベントを企画、運営することで地域により影響力のある事業が展開できます。また、市民の交流だけでなく関係諸団体と共に活動することで経済面での地域力にも寄与することができます。
私たちは川崎の文化的特徴を活かした事業づくりを通して市民・企業・行政三者の一体化を図ります。川崎に住むというアイデンティティを高めることで地域においても“個”から“集”の力へと変わり、地域経済の発展に繋がっていくと確信しております。この活動を通して、夢と希望溢れる明るい豊かな社会を実現してまいります。
【事業計画】
1.4月大相撲川崎場所後援事業
2.11月まちづくり事業