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2019年度6月例会

「こどもかわさき塾2019~みんなでパラスポーツをやってみる。」

2019年6月9日(日)

6月9日、川崎青年会議所6月例会「こどもかわさき塾~みんなでパラスポーツをやってみる。」を川崎市立久本小学校 体育館にて開催し、30組の親子にご参加いただきました。


この事業は、56年ぶりの日本開催となる東京オリンピック・パラリンピックを1年後に控え、小学生を対象に、障害者との共生やバリアフリーについて考えるきっかけを提供できればと実施いたしました。

 

当日は、ものまねアスリート芸人のM高史さんをスペシャルゲストにお迎えして、第1部のトークショーでは「ひとりひとりが活躍できる世界に」をテーマに、川崎市宮前区の福祉施設での勤務経験や、ブラインド(視覚障害)マラソンの伴走経験をもとに、健常者・障害者の区別なく、みんなが活躍できる世界を実現するために、何ができるかをお話しいただきました。

 

第2部のパラスポーツ運動会では、M高史さんの指導のもと、「ブラインドリレー」に挑戦。親子でペアになり、一人がアイマスクをし、もう一人が誘導役として、体育館を一周し、視覚のない世界とはどのようなものか、そしてどうしたら一緒に楽しく、安全に走れるのかを考えました。

 

また、競技用車椅子を使った「車椅子リレー」では、お手本役として地元の車椅子バスケットボールチーム、川崎WSCの選手お二人にお越しいただき、保護者チームとの2対5のデモンストレーションマッチを実施。その後、子どもたちに実際に車椅子に乗ってもらい、操作を体験してもらいました。

 

今回は、障害の中でも身体障害、さらにはブラインドマラソンと車椅子バスケットボールという限られた種目の体験会となりましたが、この事業をきっかけに、子どもたちのパラリンピックやバリアフリーへの見方が少しでも変化すること、そしてSDGsが目指す「誰一人取り残さない」世界の実現に近付くことを願っています。